⚠️猫に危険な植物 宿木(ヤドリギ)のおはなし


欧米ではクリスマスに飾る植物としてポピュラーな宿木(ヤドリギ)
最近では日本でも飾っているお店やお家を見かけます

不思議な植物ですが全草に有毒成分を含んでいます
猫が口にしてしまうと嘔吐、下痢、低血圧、呼吸困難、心拍数の低下などを引き起こします。


大地に根を下ろすことなく寄生した木で繁殖し冬になっても枯れず、枯れたような枝間に緑⾊に輝く宿木(ヤドリギ )
そのため欧米では「再生のシンボル」「永遠の命のシンボル」として神聖な不思議な力を持つものとして尊重されてきました。

この植物は木々の高い所に寄生します。
その独特の姿から古くヨーロッパでは宗教的に「神聖な木」「幸運を呼ぶ木」と言われ神が降りる場所と信じられていました。
ヨーロッパでは神秘の植物として多くの伝承が残っています。
ケルト人の伝承で宿木(ヤドリギ)は「不死・活力・⾁体の再生」を表すシンボルとされ宿木(ヤドリギ)が寄生している木には神が宿っていると信じられていました。
他にも大木を奴隷のようにして養分を吸収する姿から「弱は能く強を制す」その力は天の神々も恐れていると信じられていた説もあります。

人に対しては漢方でも使われ鎮痛、強壮、神経痛等に効果があるとされています。
最近は研究が進み血圧降下、コレステロール降下、狭心症、関節リウマチ等の治療にも応用され果実酒は「疲労回復、滋養強壮、産後の回復、腰痛、精神安定」などの効用が期待されています。

神が宿る樹とされる宿木(ヤドリギ)
子孫繁栄を願って家に飾ったりブローチにして胸につけたりします。
「ヤドリギは愛の象徴として、クリスマスにこの木の下に⽴っている⼥の子にはキスをしてもいい」
「kisssing under the mistletoe」
という言い伝えもあります。

花言葉は「忍耐」「困難に打ち勝つ」
面白いものでは「私にキスしてください」

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